環境:Office365 Windows10
今日はこれまで学んできたVBAの知識を元に簡単でよくあるシステムを解説したいと思います。
まず下記のような表があるとします。
「評価点数」が7点以上あれば、合否の列に「合格」と記載するプログラムです。
ではこのプログラミングを一つずつ解説していきます。
まず
For i =2 to 11
これはデータの入力されている行に対応させています。2行目から11行目までのことですね。今回の場合は行ですが、やりたい処理によっては列を対応させていることもあります。
If Cells(i,3) >= 7 Then
これはもしCells(i,3)が7より大きな数字の場合を表しています。
Cells(i,3)は3列目の評価点数のことです。
変数 i には2~11の数字が繰り返し入力される為、評価点数を一行ずつ指定していることになります。
Cells(i,4) = “合格”
上記のIF文の条件をクリアしていた場合=「評価点数が7点以上」の場合こちらの処理を行います。
Cells(i,4)は合否列のことを指定しています。
End If Next i
こちらは構文の文法と思ってください。
End IfはIF文の終わりを表している書き方
Next i はFor文の終わりを表している書き方です。
では実際にこのプログラムを実行してみます。下記をご覧ください。
評価点が7点以上の会社に合格の文字が入力されています。
次回はさらに条件を付け加えたものを解説していきます。
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